JR西日本は、播但線で昼間時間帯に集中工事を実施するため、福崎駅〜寺前駅間で一部の列車を運休します。
実施日は2021年10月4日(月)〜6日(水)および25日(月)〜27日(水)の6日間です。工事区間の福崎駅〜寺前駅間で計14本の列車が運休します。このうち3本は特急列車で、下り「はまかぜ1号」は大阪駅〜浜坂駅間、「はまかぜ3号」は大阪駅〜香住駅間の全区間で運休となります。また、列車運用の都合上、上り「はまかぜ4号」も浜坂駅〜大阪駅間の全区間で運転を取り止めます。
工事前の最終列車は下りが福崎駅9:10発の寺前駅行、上りが寺前駅8:30発の姫路駅行です。工事後の再開列車は下りが福崎駅15:15発の寺前駅行、上りが寺前駅15:14発の姫路駅行からとなります。
工事時間帯は運休区間においてバスによる代行輸送が実施されます(時刻表は下表を参照)。代行バスは道路事情により予定時刻より遅れる可能性があります。なお、甘地駅・鶴居駅のバスのりばは駅から離れた場所となっているので注意が必要です。
今回の集中工事では主にレール交換や、マクラギをコンクリート製のものに交換する作業が実施されます。JR西日本によると、線路設備の維持管理工事は通常、列車の走らない夜間時間帯を中心に実施していますが、近年の労働人口減少に伴い、工事に従事する作業員の確保が困難になっているとのことです。このため、メンテナンスを低減できる設備への取り換えを効率的に行うため、昼間時間帯に集中的に工事を行うとしています。